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コーヒードリップは温度管理が命!! 温度計の使い方を紹介

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美味しいレギュラーコーヒーを楽しむためのポイントの1つが“温度”です。

 

 

淹れる度に計測するのは骨が折れますが、

自分の器具のクセをつかむためにも、

一度は各工程での温度を計測しておくと安定した抽出につながります。

 

タニタのスティック温度計を使用して、

ペーパードリップで淹れるときの温度についてみていきましょう。

 

コーヒーと温度管理

ペーパードリップでコーヒーを抽出する場合、

注湯の際の温度は仕上がりに影響があります。

 

ポコポコと沸騰したてのお湯を使用すると暴れて撥ねるので、

コーヒー粉の蒸らし作業で過抽出になったり、

抽出時に形成されたコーヒー粉の外側の土手を崩してしまい、

薄いコーヒーができたりと抽出に失敗するリスクが高まります。

 

100度に近い高温はコーヒーの雑味を抽出するとも言われており、

沸騰が収まって静かになった90度前後のお湯を使うのが主流となっています。

カップに注いだ出来上がりのコーヒーは60度程度がベストと言われており、

60度は風味や香りをよく感じられ、やけどのリスクも少ない温度とされています。

 

 

タニタとは

1923年創業の東京都板橋区に本拠を構える、

体重計をはじめとする計測器の大手メーカーです。

 

様々な金属製品の開発や加工を手がけ、

1990年代に自社で製造販売した体脂肪計付きのヘルスメーターが大ヒットを記録。

タニタブランドの名を日本中に轟かせました。

 

近年は自社の社員食堂のヘルシーなレシピが健康志向ブームにのって注目を集め、

「タニタ食堂」ブランドとして書籍や映画、実店舗などに幅広く展開され、

多くのファンを獲得しています。

 

現在は体組成計、血圧計などの健康関連製品や、

歩数計などの運動関連製品、

クッキングスケールや料理用温度計などのキッチンウェアなど多種多様な製品を世に送り出し、

生活のあらゆるシーンで目にすることの多い企業となっています。

 

タニタ スティック温度計 TT-533の詳細と仕様

 

パッケージを開封すると温度計本体と解説書、電池が封入されています。

 

温度計本体のセンサー部は先端の尖ったステンレスとなっており、

保護・保管するためのキャップ状のセンサーホルダーが付いています。

 

 

外したセンサーホルダーを本体の穴に通して回転させてロックすると、

計測時に鍋やボールの縁に掛けられる形状になり、

容器の内側にずり落ちることを防止できます。

 

 

温度計の裏面には電池を入れるためのフタがあります。

コイン等でフタはずして付属の電池を入れ、またフタを閉じます。

 

 

温度計の表面には温度を表示するディスプレイと電源ON/OFFボタン、

温度表示を固定するためのHOLDボタンがあります。

 

ディスプレイは視認性が良く、

蒸気で雫がついても数字を読み取ることができます。

ボタンはしっかりとクリック感があるので、

押すのに失敗することはありません。

 

 

電源ON/OFFボタンは押す度に電源のオン、オフを切り替えられます。

 

HOLDボタンは押した時点での温度を記憶して固定表示します。

ディスプレイに“HOLD”と表示され、HOLD中は電源を切ることはできません。

HOLD中にHOLDボタンを押すとHOLDが解除され再度温度を計測します。

 

約10分間操作を行わず、環境温度が45度以下で、温度変化が3度未満の場合、

自動的に電源が切れます。

 

水の温度の計測は15秒程度で安定します。

計測の際はセンサーの先端部約20mmを測りたい部分に完全に浸るように入れます。

1秒毎に温度が計測されます。

 

タニタ スティック温度計 TT-533の仕様

  • サイズ:約36×216×16mm(センサー部寸法/径4×長さ117mm)
  • 本体重量:約33g
  • 測定範囲:-50〜240度
  • 最小目盛:0.1度
  • 防滴仕様:IPX2
  • 電源:DC1.5V LR44タイプ電池1個使用

 

 

ペーパードリップ時の温度を知る

室温20度のときのペーパードリップにおける

各容器のお湯と抽出液の温度を計測します。

 

ハリオ式のドリッパーを使用し、

お湯は電気ケトルで沸かしたものをドリップポットに注ぎ替えて抽出に使用します。

 

前述したとおりドリップポット内のお湯の温度と、

出来上がりのカップ内のコーヒーの温度が特に重要ですので、

それらに注目しましょう。

 

 

まずは電気ケトル内のお湯の温度を計測します。

ほぼ沸点の99度程度となります。

 

 

次にドリップポットに注ぎ替えたお湯の温度を計測します。

注ぎ替えたことにより、92度程度に低下しています。

沸騰したお湯をドリップポットに注ぎ替えるだけで、

抽出に最適なお湯を用意できることがわかります。

 

 

ハリオ式ドリッパーで抽出されたサーバー内のコーヒーの温度を計測します。

71度程度となります。

ドリッパーから直にカップに抽出した場合は、

飲むのには若干熱すぎるかもしれません。

 

 

サーバーからカップに注いだレギュラーコーヒーの温度を計測します。

温度は64度程度となり、風味がよく感じられる飲み頃の温度となります。

 

以上のことから室温20度でハリオ式ドリッパーの場合、

 

ケトル>ドリップポット>ドリッパー>サーバー>カップ

 

の流れで抽出すると自然と飲み頃のコーヒーができあがることがわかります。

 

冬のキッチンなどで室温が低く器具が冷えているときは

ドリッパーやサーバー、カップを保温器に入れるか、

別途お湯を注いで温めておけば

適度な温度のコーヒーを楽しめるでしょう。

 

まとめ

キッチン用の温度計があると、

レギュラーコーヒーを安定して抽出するのに役立ちます。

 

感覚で淹れると味や濃度がブレやすいですが、

温度計やキッチンスケール、タイマーなどを使用するとブレを最小限にすることができます。

 

理詰めで淹れると自分好みのコーヒーに仕上がる確率が高まります!

 

タニタのデジタル温度計は精度が高く、

反応も早めでお手頃価格なのでオススメです。

 

コーヒーだけでなく、

天ぷらやパンなどの調理時にも活用できるので

手元に一本用意してみてはいかがでしょうか?

 

タニタ スティック温度計 グリーン TT-533-GR

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