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ドリップスケールの使い方 (HARIO(ハリオ)V60ドリップスケール)

投稿日:2018年3月11日 更新日:

みなさんドリップスケールという単語はご存じですか?

 

コーヒー通の方以外にはピンとこない、耳慣れないワードかと思います。

 

一般にドリップスケール重さと時間を測定できるコーヒー専用の計測機器のことを意味します。

 

簡単に説明すると、ストップウォッチと計り(スケール)が統合された製品です。

 

ドリップスケールの利点

ドリップスケールの利点は、

1つの機器で時間と分量の管理ができるので、コーヒーを淹れることに集中できることが挙げられます。

 

美味しいコーヒーを毎回、安定して抽出するには時間の管理豆、お湯の分量の管理がかかせません。

 

ペーパードリップやネルドリップでは蒸らしの時間の見極めが重要ですし、

フレンチプレスでは約4分の抽出時間をきっちりと計測する必要があります。

 

またそれぞれの抽出方法に適した豆の分量の設定は必須ですし、

タイミングをはかりながら適切なお湯を投入していくことも求められます。

 

 

時間の計測にはキッチンタイマーやスマートフォンのストップウォッチ機能を使用し、

豆やお湯の計量はキッチンスケールで行えば管理はできます。

 

しかし片手に熱湯の入ったケトルを持ちながら2つの機器を操作するのは、

やけどの危険やお湯のこぼれに気を取られるので注意力が散漫になりがちで、骨が折れるものです。

 

その点、ドリップスケールを使えば右往左往することなく、

これ 1 つで正確な分量と正確な抽出時間で安全にコーヒーを淹れることができます。

 

HARIO V60ドリップスケール VST-2000Bの解説

HARIO(ハリオ)について

HARIO(ハリオ)は東京に本拠を置く1921年創業の、耐熱ガラスメーカーです。

 

HARIOは“玻璃王”をローマ字表記したもので、ガラスの王様を意味します。

 

ビーカーやフラスコなどの理化学用品の製造、販売を経てコーヒーサイフォンを開発し大ヒットを記録。

 

その後はV60シリーズを代表とするコーヒー関連器具などのキッチンウェアを幅広く展開し、

数多くのコーヒーファンから愛されるメーカーとなっています。

 

それではそんなHARIOが開発したプロ、アマ問わずダントツの支持を得ている

"V60ドリップスケール VST-2000B"をじっくりと見ていきましょう。

 

HARIO V60ドリップスケールの外観

 

ABS樹脂製の本体はとても軽く、想像より一回り小さいサイズ感です。

コンパクトで薄いので、収納には困らないでしょう。

 

2013年度のiF DESIGN AWARDSを受賞しているだけあり、

デザインはソリッドで洗練されたシックな仕上がりとなっており、

マットなブラックの色合いと相まってプロの道具の雰囲気が漂っています。

 

計量皿は一般的なサイズのサーバーが楽に載る寸法なので、

安定感に欠けるという心配はありません。

 

 

本体を裏返すと電源となる単4電池2本を収納するフタがあります。

あらかじめ電池は収納されているので、絶縁紙を引き抜くことで使用可能となります。

 

HARIO V60ドリップスケールの外観

 

ディスプレイ部分は左が時間右が重量を表示しています。

 

重量はグラム表記となり、総重量に応じて表示の刻みが変化します。

 

  • 2〜200gの場合は0.1g刻みで表示してくれます。例)20.1g
  • 200〜500gの場合は0.5g刻みで表示してくれます。例)210.5g
  • 500〜2000gの場合は1g刻みで表示してくれます。例)512g

 

従って飲むための少量の豆を計量するときは0.1g単位で確認でき、

挽いた豆とドリッパーとサーバーを載せて抽出液を計量するときは0.5gもしくは1g単位で確認できます。

 

時間は秒単位のカウントアップになります。

 

「ON/OFF TARE」スイッチ

ディスプレイの右横の「ON/OFF TARE」スイッチは、

 

  • 本体の電源のオンオフ機能
  • 計量皿上の計量物の重量を差し引くTARE機能

 

を兼ねています。

 

電源オフの状態で触れると電源がオンになります。

電源オンの状態で触れるとTARE機能で重量を0gにリセットします。

 

電源オンの状態で長押しすると電源がオフになります。

 

「START STOP」スイッチ

ディスプレイの左横の「START STOP」スイッチは、

時間のカウントアップの開始と停止機能となります。

 

カウントしてない状態で触れるとカウントアップが始まります。

 

カウントしている状態で触れるとカウントが一時停止します。

長押しするとカウントが0にリセットされます。

 

 

2つのスイッチはディスプレイを挟んだ位置に配置されているので、

覚えてしまえば押し間違えることはありません。

 

またボタンの距離も遠からず、近からずといった案配なので

操作を忙しく感じることも少ないかと思います。

 

ただボタンにはハッキリとしたクリック感はないので、

何度か練習してボタン操作に慣れておいたほうがよいでしょう。

 

HARIO V60ドリップスケール VST-2000Bの仕様

製品仕様

  • 本体サイズ:幅120×奥行190×高29mm
  • 本体重量:265g
  • 本体材質:ABS樹脂
  • 計測範囲:2〜2000g
  • 計測時間:99分59秒
  • <オートパワーオフ:約5分

 

HARIO V60ドリップスケールの使い方

ペーパードリップで2杯分のコーヒーを淹れていきます。

 

1:安定した水平な場所に設置してON/OFF TAREボタンに触れ電源を入れます

 

2:計量カップをセットしON/OFF TAREボタンに触れ重量表示を0gにリセットします

 

3:コーヒー豆20gを計量し、ミルで挽きます

 

4:サーバー、ドリッパー、フィルター、挽いたコーヒー豆をセットし重量表示をリセットします

 

5:コーヒー豆を蒸らします。START STOPボタンに触れカウントアップを開始します

 

6:蒸らしが終わったら注いでいきます。まずは1杯分の150cc程度を注いでいきます

 

7:次に300cc程度になるように注いでいきます

 

8:美味しいレギュラーコーヒーが分量通りにできました!

 

続けて使用しない場合にはON/OFF TAREボタンを長押しして電源を切りましょう。

 

HARIO V60ドリップスケールのメンテナンス

ドリップスケールは精密機器なので、長く使うためには優しく取り扱いましょう。

 

本体は頑丈というわけではないので、落下させたり強い衝撃を与えるということは極力避けるべきです。

 

またABS樹脂製なので高温状態が持続する場所への設置も避けましょう。

 

防水仕様ではないので、なるべくお湯やコーヒー液をこぼさないように心がけます。

汚れた場合は、固くしぼった布で拭きましょう。

 

表示が不安定になったり薄くかすれるようになった場合は、電池が切れかかっているので、新しい電池に交換しましょう。
※単4電池2本

 

まとめ

コーヒーショップの店頭でも見かけることの多いHARIOのドリップスケールは、

実際に使ってみると手放せなくなる使い心地と満足できる所有感があります。

 

  • ペーパードリップの味を安定させたい方
  • 様々なドリッパーの抽出方法を研究したい方

 

のマストアイテムといっても過言ではありません。

 

美味しいコーヒー豆を美味しくいただく条件を整えてくれるオススメの逸品です。

 

HARIO (ハリオ) V60 ドリップ スケール VST-2000B

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